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経営管理の基本は事業計画
「計画を作って、定期的に進捗を確認して、計画からの乖離を把握して、その原因追及と改善策を講じる。」
経営管理とは、実は、いたってシンプルです。
これだけで、あなたの会社は 『金融機関から「借りてください!」とお願いされ、増益を達成する会社』に(いやでも)なってしまいます。
上場することも、連帯保証債務を解除することも夢ではなくなります。
事業計画の4つの効果
以下の4つの効果で資金繰りを改善させ、業績を向上させることができます
① 経営者自身が考えや戦略を整理できる
「経験とカンとどんぶり勘定」でも、会社は運営できているので問題がない、と思われるかもしれません。
しかし、それを第三者(金融機関や従業員)に伝えるためには、整理しなければいけません。
また、整理の過程で新たな戦略を思いついたり、やるべきことが明白になります。
② 従業員と会社の向かう方向を共有できる
経営者と従業員では、見えている世界が違います。
あなたの考えを、数字と文章に落とし込み、客観的に伝えることで、コミュニケーションのロスを減らし、同じ目標に向かって全社一丸となることができます。
③ 金融機関など第三者の信用を得ることができる
金融機関は、事業計画を作成している中小企業がごく少数であり、また、事業計画を作成している会社の業績がよいことを統計的に知っています。
事業計画であなたの会社の将来性と、あなたの経営者としての能力を示すことで、資金調達も楽になります。
④ 事業計画と月次決算を用いてPDCAサイクルを回すことができる
会社が計画通りに、正常に運営できているか、タイムリーにチェックします。
また、問題が生じた場合でも、いち早くその問題に気づき、原因を解明し、対応策を講じることにより、会社が致命的な被害を被ることを防ぐことができます。
まとめ
経営管理の基本は、事業計画を作成して、PDCAを回すことです。
これにより、会社の資金繰りや業績を向上させることができます。